こんにちは、マケプラ運営者のMです。
発信は続けているのに、売る商品が決まらない。ダイエットにするか、美容にするか、動画編集にするか、もう何ヶ月も行ったり来たりしている。そもそも実績がないから、お金をもらえる気がしない。
商品が決まらないのは、アイデアが足りないからじゃないです。「稼げそうだから」で選ぼうとしているから決まらないんですよね。
この記事では、テーマを決める2つの軸、「売るものがない」人が自分の中から見つける方法、商品と価格を外さずに決める順番について話していきます。
読み終わるころには、あなたが何を売ればいいかが自分でわかるようになっているはず。ぜひ最後まで読んでいってください!
- 稼げそうなテーマを選ぶと売れない理由
- 商品のテーマを決める2つの軸
- 実績ゼロでも商品を持てる考え方
- 商品・売り方・価格を決める順番
「稼げそうだから」で選んだ商品は売れない

商品が決まらない人と、サクッと決まる人。この差がどこにあるのかを先に話します。
結論、商品が決まらない一番の原因は「稼げそうだから」という理由に流されることです。
動画編集が稼げるらしい。プログラミングが伸びてるらしい。そう聞いて、自分の中にないものを無理やり商品にしようとする。当然、語れることがないから発信が止まります。
そして「やっぱり自分には無理だ」となる。
ここで思い出してほしいのが、ビジネスは「自分が売りたいもの」ではなく「市場が求めているもの」を届ける仕事だということ。プレゼントを選ぶときと同じです。自分があげたいものではなく、この人は何をもらったら喜ぶかなと考えるじゃないですか。あの感覚がそのままビジネスになります。

稼げそうだから、で選んだ人がその後どうなるか。そう長くはもちません。だいたい発信が止まります。
商品から決めようとするから、途中で止まる
みなさん、いきなり商品を決めようとしすぎです。
売上が生まれるまでの流れは、①自分の棚卸し→②商品設計→③各種リサーチ→④コンセプト設計→⑤アカウントを作る→⑥発信して集める→⑦販売、という順番になっています。
で、ほとんどの人が②か⑤から始めるんですよね。「何を売ろうかな」か「アカウントどうしようかな」から入る。
①と③を飛ばすと、④で手が止まります。 材料がないままコンセプトを決めようとしているので、当たり前といえば当たり前なんです。
そして④のコンセプトを決めるなかで、誰に届けるかが決まり、商品の形もいっしょに決まっていきます。ターゲットだけを先に固める工程はいりません。
結局のところ、商品設計も『コンセプト思考が9割』なんですよね。
逆に言うと、①〜③さえ丁寧にやれば、④以降は連鎖するように決まっていきます。
市場があるかどうかは、先に見ておく


熱量があるテーマでも、そもそもお金を払う人がいない場所だと商売になりません。だから僕は、商品のテーマが「売れなさそう」と思った時点「同じようなサービスがあるか」を見てもらっています。
競合がいると聞くと「勝てないかも」と不安になりますよね。でも逆です。競合がいるということは、そこにお客さんがいるという証明です。
見るのはココナラのような、個人がサービスを売っている場所。似たサービスがいくつあるか、実際に買われているか。
ここがガラガラなら、そのテーマで売るのはかなりしんどくなります。
上の画面では、公務員から転職というテーマで進めようとした人に「集客が難しいと商品は販売しにくいので、ある意味賭けになる」と伝えています。ダメと言っているわけじゃなくて、リスクを先に見せているだけ。テーマを決める前に市場を見ておけば、半年たってから気づく事態を避けられます。
テーマは「熱量」と「提供できるか」で決める
じゃあ何を基準に選ぶのか。ここが今回のテーマの中心です。
大切なのは2つだけ。「熱量を持って続けられるか」と「実際に提供できるか」。この2軸で考えてください。


上の画面がまさにその場面です。候補が4つ出てきた人に対して、僕は「この中で熱量が多いもの、実際にサービス提供の実現性が高いもの、これらを考えるとどれが良さそうですかね?」と聞いています。
聞かれた本人は「熱量が多いものは運動系、ランニング系が圧倒的に多い」と即答しました。自分の中にある熱量は、聞かれれば自分でわかるんです。 わからないのは、聞かれていないからだけ。
熱量だけ、提供できるだけ、では商品にならない
2軸で考える理由は、どちらか片方だと必ず途中で崩れるからです。
| 提供できる | 提供できない | |
|---|---|---|
| 熱量がある | ◎ ここを探す | 今はまだ商品にならない(学ぶ側) |
| 熱量がない | 続かない・語れない | 論外 |
熱量があっても提供できないなら、いまのあなたは教わる側です。それはそれで健全なので、まず自分が結果を出せばいい。
逆に、提供はできるけど熱量がないパターン。これがけっこう多いんですよね。仕事でやってきたから一応できる、みたいな。でも熱がないテーマは、3ヶ月発信を続けるのがマジできつい。 発信って地味な作業の連続なので、燃料が切れた瞬間に止まります。
それに、自分が通ってきたテーマなら、お客さんに話せることが具体的になります。海を語るとき、実際に行った人だけが「磯の匂い」や「潮風でべたつく肌」まで話せるのと同じです。ノウハウや手法はパクられたら終わりですが、あなたが経験したことは誰にもパクれません。
「売るものがない」は、掘り方の問題


ここまで読んで「そもそも熱量を注げるテーマなんてない」と思った人。ちょっと待ってください。
「自分には提供できるものがない」という認識、完全に勘違いです。
みんな同じ人生を歩んでいないので、それぞれの経験・体験・考えが、誰かが求めているものになります。
ただ、いきなり「情熱は何だろう」「何を提供できるだろう」と考えても、表層的なものしか出てきません。だから僕は、テーマを決めるときは、その人の過去・現在・未来をいろんな角度から深掘りしています。
- 過去の人生にどんなギフトがあったのか
- 何にエネルギーを使ってきたか
- なりたい人物像はどんな姿か
こうやって、その人の人生で強い感情が芽生えてきたもの、これから芽生えるものを言語化していきます。
上の画面では、劣等感について「どういう経験をして、どんなことを言われて、どう苦しくて、どんな感情で何を思ったのか」まで書かせています。しかも「マジで本音で」「普段学校やビジネスでは絶対に書いちゃいけない罵詈雑言でもOK」と。
ここまでやる理由はひとつ。自分の感情を言語化できる人は、お客さんの状況・感情・思考まで考えられるようになるからです。
自分を深掘る作業は、自分の熱量を思い出すことと、そのままリサーチの練習になっています。



キレイにまとめようとした瞬間に、掘るのは失敗します。汚い言葉のまま出してください。
掘ると、テーマの候補が出てくる


これをやると、どんな人でも「私はこれがやりたい!」「これをテーマにビジネスをしたい!」と思える何かが見つかります。
上の画面は、自分を掘り終えた人が出してきた3つの候補です。国際結婚・国際恋愛の層に向けたサプライズ動画、大切な人との瞬間を動画で残すサービス、介護職で低収入に悩む人に動画編集の副業を教える。
しかも、それぞれに「なぜやりたいか」の理由が添えられています。理由まで書けているものは、それだけ熱量があるということ。
最初から3つ出てきたわけじゃないんですよ。
掘ったから出てきた。順番が逆なんです。
それと、この段階で1つに絞らなくて大丈夫です。3つくらい並べておいて、さっきの2軸で選べばいいので。
実績がなくても、商品は持てる


「テーマは見つかったけど、教えられるほどの実績がない」。ここで止まる人もめちゃくちゃ多いです。
先に言うと、専門性は「お客さんの一歩先」で大丈夫です。 先生でも専門家でもなくていい。あなたが3ヶ月前にいた場所で、いま困っている人がいる。それだけで価値になります。
実績も、めっちゃ小さいのでいいです。「アドバイスしたらこうなった」くらいの軽い温度感のもので十分。数百万円稼ぎましたみたいな話は要りません。
上の画面の人は、自分のコンプレックスを題材にサービスを作ると決めました。コンプレックスは、隠すものじゃなくてお客さんと繋がるためのアイテムです。
ちなみに市場のほうにも余白があります。帝国データバンクが2023年9月に1,022社へ聞いた調査では、SNSを活用している企業は40.8%。小規模企業でも39.3%にとどまっていました。大きな会社が手をつけていない領域は、まだいくらでも残っているということです。出典:帝国データバンク「企業におけるSNSのビジネス活用動向アンケート」(2023年9月)
ここまでで、あなたが何をテーマにするかは見えてきたはず。ただ、テーマから実際に売れる商品にするまでには、まだいくつか工程があります。その全体像は無料のメルマガでまとめて話しているので、続きが気になる人はこちらからどうぞ。
テーマが決まったら、テーマを棚卸しする


テーマが決まったら、今度はそのテーマ自体を棚卸ししていきます。ここでやることは4つ。
手順
- そのテーマについて知っていることを全部書き出す
- 自分が経験してきたことを全部書き出す
- 世の中にどんな需要がありそうかを考える
- どういう商品のアイディアがあるかを出す
ポイントは、ここは質より量を優先すること。 きれいにまとめようとしないでください。
上の画面でも「些細なことでもいいからもっともっと記載していきましょう」「アイディアベースで構いませんのでたくさん出してみてください」と言っています。話を聞いて応援カードを送る、週に1回1時間話を聞く、マインドマップで考えをまとめてあげる。このくらいのレベルで全然いいんです。
ここで出したアイディアが、最終的に商品の形を決めます。 だから量なんですよね。10個しか出さなかった人と100個出した人だと、選べる幅がまるで違ってきます。
自分でやったことがないものも書いてOKです。「世の中にはこういう方法があるらしい」で構いません。それも立派な材料になります。
リサーチをしてから、商品を決める


自分とテーマの棚卸しが終わったら、次はリサーチです。ここでやるのは3つ。
自分の棚卸し(自社リサーチ)、市場リサーチ(悩みと理想の未来を調べる)、そして競合を調べること。この3つを終えてから、誰に向けるかを決めて、その人の悩みにぴったりハマる商品を作ります。
市場リサーチでは、お客さんが今どんな悩みを抱えていて、その先にどんな未来を望んでいるかを掘っていきます。詳しくはベネフィットの作り方と誰に向けて発信するかの決め方で話しているので、あわせて読んでみてください。
競合は敵じゃなくて、お客さんがいる証拠


競合を調べていてよくあるのが、「すごい人がいたので心が折れました」というパターン。気持ちはわかります。でも見る場所が違うんですよね。
見るのは、競合が満たせていないニーズのほうです。
上の画面で伝えているのは、競合の問題点と「自分だったらどうするか」を、各サービス10個くらいずつ書き出すこと。こういうニーズが満たせてない、こういう未来を約束できてない、価格が高い、安すぎる、案内が見にくい。こういう粒度で拾っていきます。
なぜここまでやるかというと、100%完璧な商品はこの世に存在しないからです。
強みを持たせると、必ずどこかに穴ができます。パーソナルジムの強みは個別指導と強制力ですが、通う時間が必要という穴がある。だからオンラインで完結するプログラムに需要が生まれる。
大手は大衆向けになりがちなので、小回りがきくのは個人の武器です。補えていないところを補うだけで、どんな市場でも戦える位置は必ず残っています。
プロと同じ土俵で殴り合う必要はありません。自分が勝てる場所に、お客さんを連れてくればいいんです。
商品・売り方・価格は、まとめて決める


ここまで来たら、いよいよ商品の形を確定させます。
大事なのは、商品・提供方法・価格・販売までの導線を、ばらばらに決めないこと。 誰に向けるかが決まった時点で、この4つをまとめて決めれば外れません。
「価格をいくらにしよう」と単体で悩んでいる状態は、まだ誰に売るかが決まっていないサインです。値段の前に、ターゲットに戻ってください。
そのうえで、初心者がほぼ全員やる失敗があります。価格を安く設定しすぎることです。
1,000円や2,000円という案が出るたびに、僕は毎回止めています。安いから売れる、じゃないんですよ。むしろ安すぎると「これ大丈夫かな」と怪しまれるし、価値も感じてもらえません。上の画面でも、そのまま同じことを伝えています。
市場のほうを見ても、安売りで数を取る戦略は成立しにくくなっています。個人向けのeラーニング市場は2024年度に前年比0.4%減。有料の電子書籍も利用率が4年連続で下がっています。出典:矢野経済研究所「eラーニング市場に関する調査(2025年)」/インプレス総合研究所「電子書籍ビジネス調査報告書2025」
「妥当だから」で値段を決めない
じゃあ何を基準に決めるのか。
やってはいけないのが、「この内容なら妥当だから2万円」という決め方です。一見まともに聞こえますよね。でもこれ、「妥当だから」は「あなたじゃなくてもいい理由」になってしまうんです。
内容が妥当なだけなら、同じ内容を出す人が現れた瞬間に負けます。そこにあなたである理由がないので。
正しいのは、お客さんの側から逆算する決め方です。
- 情報だけじゃなくて質問もできるから、2万円弱で妥当だよね
- お客さんの悩みを解消してハッピーな未来に行ってもらうために、教材とサポートがある方が確率が上がる。だから2万円弱でも安いよね
同じ金額でも、裏側の理由を言えるかどうかで結果が変わります。 言えないまま出すと、自分でも自信が持てないので、案内文にもそれが出ます。
まずは怖くても1万円以上で作る
具体的な金額の話をします。
まずは怖くても、1万円以上のサービスを作ることをおすすめします。 もちろん5万でも10万でもいいです。
なぜ1万円かというと、理由は2つ。
ひとつは、1万円の商品が売れたという自信を培えるから。0円と1円のあいだに壁があるように、1,000円と1万円のあいだにも壁があります。そこを超えた経験は、次の値付けを軽くしてくれます。
もうひとつは、1,000円を売るのと1万円を売るのは、大して変わらないから。 ここ大事です。安くしたところで、案内文を書く手間も、届ける相手を探す労力も、ほぼ一緒なんですよ。だったら安くする意味がない。



1,000円は安すぎます。ブランド的にも、もう少し高めていきましょう。
そして1万円が売れたら、そこから5万・10万にチャレンジしていってください。高いほうがお客さんも真剣になるし、本気で取り組んでくれます。結果として、成果が出る確率まで上がるんですよね。
注意
- 値段だけ上げて中身が伴わないのは論外です
- 1回のアドバイスで終わる形だと、お客さんが変わりきらないまま終わってしまいます
- サポートの期間と、その期間で届ける成果をセットで考えてください
商品の形が決まったら、次は誰に何を約束するかを一文にまとめる作業に進みます。そこはコンセプトの決め方で詳しく話しているので、そのまま読み進めてください。
自分の商品の作り方に関するよくある質問
- 実績がまったくないのですが、商品を作っていいのでしょうか?
-
大丈夫です。専門性は「お客さんの一歩先」で足ります。あなたが少し前にいた場所で、いま困っている人がいるはずです。実績も「アドバイスしたらこうなった」くらいの小さなもので十分です。
- 熱量はあるのですが、需要があるか不安です。
-
同じようなサービスが売られているかを先に見てください。競合がいるのは、そこにお客さんがいる証明です。逆に、似たサービスがほとんど見当たらず取引も動いていない場所は、売るのがかなり難しくなります。
- 商品の中身は、どのくらいのボリュームで作ればいいですか?
-
ボリュームより、お客さんが約束した未来にたどり着けるかで考えてください。分量を増やしても、途中で挫折する構成なら意味がありません。コンテンツ販売の全体像はコンテンツ販売の始め方でも話しています。
- 副業で時間が取れなくても、この順番でやるべきですか?
-
むしろ時間がないときほど順番を守ってください。棚卸しとリサーチを飛ばすと、コンセプトで手が止まって、そこから何ヶ月も動けなくなります。遠回りに見えて一番早いです。
- 価格や販売の手続きで、気をつけることはありますか?
-
特定商取引法に基づく表記など、個人でも必要な準備があります。制度は変わることもあるので、正確な情報は必ず公式サイトで確認し、税務や契約まわりの最終的な判断は専門家に相談してください。
まとめ
商品は、思いつくものじゃありません。自分の中から掘り出して、リサーチで形にするものです。
- 「稼げそうだから」で選ばない
- テーマは熱量と提供できるかの2軸で決める
- 出てこないなら、過去・現在・未来を掘る
- テーマが決まったら、テーマを棚卸しする
- リサーチを終えてからコンセプトを決める。ターゲットも商品の形もそこで決まる
- 価格は単体で悩まない。まずは怖くても1万円以上で作る
商品が決めきれないときは、たいてい①〜③の材料が足りていないだけです。商品設計も、結局は『コンセプト思考が9割』なんですよね。
この順番で進めると、売ろうと必死になるんじゃなくて、売れてしまう商品ができあがります。
とはいえ、ここから先の「集めて、信頼してもらって、届ける」までを一人で組み立てるのは、正直しんどいです。少ないフォロワーでも売れる仕組みの作り方を無料のメルマガでまとめているので、受け取っておいてください。








