刺さるキャッチコピーの作り方|見本つきで良い例と悪い例を解説!

刺さるキャッチコピーの作り方と直し方、という記事のアイキャッチ

こんにちは、マケプラ運営者のMです。

毎日投稿しているのにいいねが来ない。プロフィールを何度も書き直しているのに、フォローされない。言葉のセンスがないのかな、と日々悩んでいませんか。

原因はセンスじゃありません。読む人がいま何に困っているのか、そこを言葉にできていないだけです。

この記事では、ターゲットがつい見てしまう一行目作り方、フワッとした見出しの直し方、実際に書いて渡したコピーをお伝えします!読み終わるころには、いま書いている一行のどこを変えればいいか分かります。

ぜひ最後まで読んでいってください!

この記事でわかること
  • 一行目が果たしている仕事
  • 刺さる言葉が出てこない本当の原因
  • フワッとした見出しをどう直すか
  • 実際に使ったキャッチコピーの実物
目次

刺さるキャッチコピーとは、目を止めさせる言葉のこと

目が止まるかどうかは0.2秒で決まる、と示した図

キャッチコピーというと、うまい言葉、気の利いた言葉を思い浮かべる人が多いですが、そこが間違いです。
ここでは1行目の重要な役割について解説していきます!

一行目の仕事は、目を止めてもらうこと

キャッチコピーは「キャッチするコピー」、つまり広告の言葉です。一行目の仕事は、まず目を止めてもらうことです。

その先の説明は本文がやります。
一行目に説明までさせようとすると、長くなって誰も止まりません。

指導の場でも 1行目で見るか見られないかが決まるので、そこに命をかけてください と伝えています。

1行目でみる・みられるが決まるので命をかけましょうと伝えているDiscordのメッセージ
一行目にどれだけ重さを置いているか

0.2秒で「自分に関係あるか」を判断されている

なぜそこまで言うのか。読む人がかけている時間が、それだけ短いからです。

目が止まるかどうかは、自分のためになるかを0.2秒くらいで判断しています。 スマホを持って親指を動かしている、あの速度ですね。

目が止まるかどうかは自分のためになるかを0.2秒くらいで判断していると伝えているDiscordのメッセージ
目が止まるかを判断している時間

だから一行目の役目は「あ、私のことだ!」と思わせることです。うまいことを言う場所ではありません。

もうひとつ。読む人はSNSを見ているとき、頭をほとんど使っていません。読まなくても伝わるくらいを目指してください。 少し極端に聞こえるかもしれませんが、これくらいの基準でちょうどいいです。

刺さる言葉が出てこないのは、ペルソナが決まっていないから

表面の悩み「痩せたい」の下に、内側の言葉が層になっていることを示した図

言葉が出てこないとき、多くの人は語彙の問題だと思いますが、原因は別のところにあります。

読まれない、見られない原因はここ

ペルソナの設定ができなければ、刺さる訴求はできません。 読まれない文章、見られない投稿。この原因は、ペルソナが詳細に決まっていないことにあります。

誰に言うかが決まっていない言葉は、誰にも当たりません。逆にたった一人に向けてデザインされたアカウントが、結局は多くの人の心を動かします。

感情と内面の思考まで読み取る

ペルソナで大事なのは、属性ではありません。その人が何に悩み、何がストレスで、何に憧れているのか。そこを言葉にできるかどうかです。

いちばん手が動くのは、内言を「」で書き出すことです。その人の頭のなかで実際に再生されている言葉を、そのまま拾います。

  • 「マジで会社行きたくない」
  • 「これ、私悪くなくない?」
  • 「なんで自分ばっかり」

感情も「悲しい」で止めずに、強さまで書きます。「どうにもならない現実に絶望」「悲しすぎて、何もやる気が起きない」「諦めと悲しみが混ざった感情に飲み込まれてる」。

ここまで書けると、その人がつい目を止めてしまう言葉を量産できるようになります。

「この人に手紙を書けるか」で確かめる

どこまでやれば足りるのか。判定はシンプルです。

その人あてに手紙を書けるかどうか。書けないなら、まだ人物像がぼやけています。

掘り方が分からないという人は、まず自分から始めてください。
自分がいちばん悲しかったこと、悔しかったこと、嬉しかったことを言語化する。自分の感情を言葉にできないのに、他人の感情を言葉にできるわけがありませんから。

手順は誰に向けて発信するかの決め方にまとめています。

ダメな例を直すと、こう変わる

長くフワッとした見出しと、短く直したあとの見出しを左右に並べた図

実際に直したものを1本お見せします。子どもの不登校をテーマにしていた人の見出しです。

直す前

【子供が不登校気味を克服し、生きがいをもって社会に出ていくための保護者の心得】

言いたいことは全部入っています。それでも止まりません。長いうえに、誰の何がどうなるのかがフワッとしているからです。

このとき返したのは、この一言でした。誰の問題を、どう解決するのか。ここを明確にしたいです。

直したあと

同じテーマで、2案出しました。

スクロールできます
コピー
具体的な変化から入る3年不登校の子が登校を再開し、友だちにも恵まれたときに両親がやっていた○○
誰宛てかを先に置く【不登校の親御さんへ】子供を自立させるために今できること
フワッとしたタイトルに対して、誰の問題をどう解決するのかを明確にしたいと返し、2案を書いて渡しているDiscordのやりとり
長いタイトルを、2案に書き直して渡している場面

長さは半分以下です。それでも、こちらのほうが自分の話として読まれます。

「見守り方」でつまずいた話

途中で「〜見守り方」という案も出ました。これにはこう返しています。

見守りたいの? となってしまうので、「どうさせたいのか」をもっと強めていいです。

やわらかい言葉は角が立ちません。ただ、読む人が受け取るのは「で、どうなるの?」です。動詞をぼかすと、そこで止まります。

実際に書いて渡したキャッチコピー

名指し・常識をひっくり返す・ベネフィットと具体の3つと、まだ続くことを示す点線の枠を並べた図

入り口の角度はいくらでもあります。数は決まっていません。ここでは、実際に書いて渡した形を3つ出します。

誰に向けた言葉かを、先に名指しする

いちばん手堅い形です。冒頭に【 】を置いて、宛先をそのまま書きます。

  • 【痩せたいと思っているのに何をしても3日坊主で終わってしまう方へ】
  • 【不登校の親御さんへ】子供を自立させるために今できること

指導の場ではこう伝えています。まず前提となる、どんな人が見るべきものなのか、誰に宛てた文章なのかを提示したい。

冒頭に【 】で誰に宛てた文章かを明示したいと、例文つきで伝えているDiscordのメッセージ
冒頭で宛先を名指しする、と伝えている場面

宛先のあとに、その人の頭のなかの言葉を並べるとさらに強くなります。

  • 【赤字ギリギリ。毎月資金繰りでヒリヒリしている経営者へ】
  • 「今月広告費めっちゃかけたのに、まるで予約取れねぇ…」
  • 「スタッフ増やして固定費が…」
  • 「集客さえうまくいけば…」
  • と日々胃を痛めるほど苦しんでませんか?

狙いを1人に絞って、そこへ一点集中させます。

常識をひっくり返す

読む人が正しいと思っていることを、先に否定する形です。

  • 成功したいなら本を読んではいけません
  • 【水こそダイエットの守護神】 食欲暴走で1週間の努力をムダにすることってありますよね笑。実は水こそ最強のダイエット食品なんです!

同じテーマでも、入り口を変えるだけで刺さり方が変わります。SNSを見て落ち込んでしまう人に向けた一行なら、こうです。

  • 【メンタルを削ぐSNSからモチベを守るには?】
  • 【劣等感こそがモチベを下げる最大要因】
  • 【比較は無意味。SNSでモチベを枯らさないために】
1行目の入り口を共感ではなく結論や興味づけにも変えられると、3本の例を並べて伝えているDiscordのメッセージ
同じ相手に向けて、入り口だけ変えた3本

問いかけ、言い切り、否定。同じ相手に向けて、角度だけを変えて何本も作ります。

ベネフィットと具体を、1行に入れ込む

タイトルとベネフィットを別々に置く人が多いです。入れ込んでください。

  • 【毎月1キロずつ痩せる!1日10分だけの時短ダイエットとは?】
  • ギリギリ経営から逆転。売上を3倍に増やして、お金も休みも手に入れた方法とは
  • 【お客さんに3000円配って売上を復活させた敏腕社長の成功法則】
  • 【6ヶ月でグンと伸びる!スッキリ猫背解消プラン】
タイトルとベネフィットを別々に置かず、1行に入れ込むと例文つきで伝えているDiscordのメッセージ
タイトルにベネフィットを入れ込む、と伝えている場面

3つ目が引っかかりませんでしたか。お客さんに3000円配る、という行動そのものが常識から外れているので、理由を知りたくなります。 数字と、引っかかる行動。この2つが入ると強くなります。

4つ目は、期間と変化がセットで入っています。「グンと伸びる」は背筋のことで、効果を約束せずに変化だけを見せている言い方です。

特徴をベネフィットに変える手順そのものは、FABとは?特徴・利点・ベネフィットの違いで解説しています。

そのベネフィットをどこまで掘るかは、ベネフィットが分かれば売れるにまとめています。

数字を入れるときだけ気をつけてください。「必ず治る」のように効果や期間を約束する言い方は、商材によっては景品表示法や薬機法に触れます。「必ず」「絶対に」は避けて、変化のほうを具体的に書いてくださいね。

プロフィールの一文目も、同じ作り方でいい

投稿だけの話ではありません。プロフィールも一文目が勝負です。

以前、迷走していた人に、その場で書いて渡したものがあります。

  • 【マイナス10キロをゆるく目指す唯一の方法】
  • 我慢、努力が嫌いな元◯◯kgの◯◯歳。
  • 食事制限、ハードな運動、ストイックダイエットで痩せては太るを10年繰り返して、自己肯定感がどん底。
  • 『努力しないゆる痩せ』に切り替えて、今◯◯kg。

冒頭が【 】の名指しで、そのあとがビフォーアフターです。勢いで書いたものですが、数えたら160字でちょうど収まっていました。

プロフィールの例文を丸ごと書いて渡し、160字でちょうど収まったと伝えているDiscordのメッセージ
プロフィールの一文目を、その場で書いて渡した場面
プロフィールを作る前にコンセプト・ペルソナの悩み・伝えたいことを言語化してもらっていると伝えているDiscordのメッセージ
その前に言語化してもらっている3つのこと

長さは、あとから合わせられます。先に決めるのは一文目です。

書けないときにやること

インスタ・漫画や小説・広告やブログという、言葉を集める場所を並べたバナー

角度は分かった。それでも一行が出てこない、という段階が来ます。

知らない言葉は使えない

僕は料理のレパートリーが15個くらいしかないんですけど、妻は100個くらいあるんですよ。知っているレシピの数が違うんですね。

言葉も同じです。自分が知らない言葉は使えません。

「浅ましさ」「徒労感」「いたたまれなさ」「肩身の狭さ」。こういう言葉を持っていない人が多いです。だいたいみんな、悲しい、嬉しい、楽しい、辛いというお手軽な言葉しか浮かばなくて、読む人の「ぴったり」から外れてしまいます。

面白い言葉は、意識して拾いにいかないと増えません。

  • インスタで見かけた言葉をスクショする
  • 漫画やアニメ、小説で刺さった言葉をメモする
  • 広告のコピーやブログを読む

書き写して身につける方法は写経で文章がうまくなる理由にまとめました。

強い言葉は、探して見つける

思いつくのを待たないでください。手順があります。

そのテーマで普通に出てくる言葉を並べる。別の言い方はないか探す。そこからさらに強い表現はないか探す。 この順番です。

「ダイエット」なら、食事制限、運動、我慢。まずここを並べる。次に「しんどい」「続かない」へ言い換える。さらに強く「終わりにしてください」まで振る。こうやって、机の上で探しにいきます。

1本で決めない

最後にもうひとつ。1本目で決めようとしないでください。

同じ内容で入り口だけ変えたものを何本か並べて、そのなかから選びます。並べてみると、自分でも「これは弱いな」と分かります。

なお、ここに出したコピーはそのまま使わないでください。例として出しているので、自分の言葉で作ったほうが強くなります。

キャッチコピーに関するよくある質問

キャッチコピーは何文字くらいがいいですか

文字数より、読んだ瞬間に絵が浮かぶかどうかで判断してください。ただし長すぎると、それだけで読まれません。不登校の例のように、言いたいことを全部入れると必ず長くなります。

いい言葉が思いつきません

原因は2つあります。使える言葉そのものが少ない場合と、読む人の状態が見えていない場合です。まずは相手が心のなかで使っている言葉を拾ってみて、それでも出てこないなら語彙のほうを増やしてください。

【 】は必ず使ったほうがいいですか

使わなくても構いません。ただ、冒頭に置くと誰宛ての文章かがひと目で伝わります。強調したい部分を囲むだけでも目は引けます。

ペルソナは、どこまで細かく決めればいいですか

その人あてに手紙が書けるかどうかで判断してください。年齢や職業を埋めただけでは書けません。何にストレスを感じていて、何が楽しくて、何に憧れているか。そこまで書けていれば十分です。

プロフィールと投稿で、書き方は変わりますか

一行目で目を止めてもらう、という仕事は同じです。プロフィールなら、書いてある中でいちばん強い言葉を一文目に持ってきてください。二文目に埋もれていることが多いです。

数字は入れたほうがいいですか

入ると具体的になります。ただし出せない数字を作らないでください。成果を約束する形になると、法律に触れることもあります。

まとめ:うまい言葉ではなく、その人の言葉を置く

刺さらないのは、言葉のセンスがないからではありません。読む人がいま何に困っているのか、そこが見えていないだけです。

  • キャッチコピーの仕事は、目を止めてもらうことだけ
  • 判断は一瞬。0.2秒くらいのつもりで、読まなくても伝わる形にする
  • 言葉が出てこない原因は語彙より、ペルソナが決まっていないこと
  • 内言を「」で書き出し、感情は強さまで書く
  • フワッとしたら「誰の問題を、どう解決するのか」に戻る
  • 角度は名指し・常識をひっくり返す・ベネフィットと具体。数は決まっていない

今日やることは1つです。いま使っているプロフィールの一文目を、そのまま紙に書き写してください。そのうえで、読む人が心のなかでつぶやいている言葉を3つ書き足します。

その3つのなかに、次の一文目のタネがあります。

言葉の組み立て全体は売れる文章を書くコツで解説しています。発信から販売までの流れは、無料のメール講座で順番にお伝えしています。一行目を作る練習も、そこで一緒にやりましょう。

記事内の解説は一般的な考え方の説明です。成果が出るまでの期間や最適な形は状況によって変わるため、最終的な判断は専門家にご相談ください。

では!

P.S. 言葉が出てこない日は、書くのをやめて本や漫画を開くほうが早いです。自分の中にない言い回しは、外から入れるしかありませんから。

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この記事を書いた人

こんにちは、マケプラ運営者のMです。偏差値35・6社転々の“社会不適合者”から、少ないフォロワーでも自然に売れる仕組みへ。コンセプト設計と集客・販売の自動化を発信しています。▶ 運営者Mの詳しいプロフィールはこちら

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