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ベネフィット=なりたい姿
多くの方が
ベネフィットで機能面だけを書く方がいらっしゃいます。
例えば、
仕事行きたくないという悩みがあったら。
朝起きれる方法を知って、会社に行くのが苦になりたくない。
という声もあります。
これはあくまで手段です。
ではなく、
仕事が楽しくなったことで、毎日会社行くことが苦にならず、
今まで出来なかった所が出来るようになり売上が上がり
周りから売上を上げる為の講座を開くまでになり
チヤホヤされる。
こういったのが
ベネフィットです。
まずは自社・自分の商品やサービスを
何がベネフィットになるのか分析します。
SNSや広告、ランディングページなので
宣伝する事でユーザーが
購入してくれるかもしれません。
ベネフィットには、4つの種類があります。
4種類を理解することは大事です。
・ベネフィットの種類
・ベネフィットの活用例
・ベネフィットを上手く活用するコツ
ベネフィットとは

ベネフィットとは、
顧客の悩みを解決する未来像です。
「肌が荒れていて、スッピンを見せれない」
という悩みに対して
どういう背景があるかは
一旦置いておいて
様々な人が思い描くのは、、
綺麗になりたい
これでは甘いです。
もちろん間違ってはいませんし、
顧客には伝わります。
でも、
インパクトに欠けます。
この場合、
肌が綺麗になったことによって、
周りの友達から
「スッピン綺麗すぎて羨ましい!!」
「美肌になった方法教えて!!」
とチヤホヤされる
これが理想です。
ここまで言うと
お客様もベネフィットを
よりイメージすることができ、
購入者が増えます。
ベネフィットの種類

ベネフィットに4つの種類があります。
機能的ベネフィット
機能的ベネフィットとは、
商品やサービスの便益の事です。
商品やサービスを購入した人が、
購入物の機能的な体験の事です。
大手靴メーカーで最新の靴を買った。
今までとは、
履き心地やクッション性に優れていて
旧タイプより良くなったと感じた。
これが機能的ベネフィットです。
情緒的ベネフィット
情緒的ベネフィットとは、
顧客に何かしらの感情を
与える事の出来る便益の事です。
商品やサービスを購入したら
得る感情的な体験の事です。
大手ブランドバッグを購入。
以前使っていたバッグより、
壊れにくい安心感がある。
これが情緒的ベネフィットです。
自己表現ベネフィット
自己表現ベネフィットとは、
ブランドを所有や使用により、
自分が自己表現出来る便益の事です。
「この人の様になりたい」
などの欲求を満たすことが出来ます。
色々な化粧品がありますが、
自分なりに組み合わせて化粧をする事で、
可愛く見せる事が出来ます。
それが自分の自身に繋がります。
これが自己表現ベネフィットです。
社会的ベネフィット
社会的ベネフィットとは、
ブランドや企業側が
どのようにして
消費者や他者との
関係性を改善することです。
好きな芸能人が出している
商品を使う事で、
その芸能人と繋がりを感じる。
これが社会的ベネフィットです。
メリットとベネフィットの違い

メリットとベネフィットはよく似ていると言われていますが、実は違います。
その違いについて例題を基に説明します。
★ベネフィット
商品のメリットから
顧客が得られるプラスの体験
★メリット
商品やサービスの強みや特徴、利点
例題)最新のワイヤレス掃除機を購入
ベネフィット
以前より部屋が綺麗になった。
掃除時間の短縮。
メリット
旧タイプより吸引力が増し、
軽量になり、充電の持ちが良くなった。
例題)新型の車を購入
ベネフィット
大勢で出かけられる。
ガソリンを入れる回数が少なくなった。
メリット
旧型より燃費が良くなった。
車内が広くなった。
この様に、ベネフィットは、
理想の未来像(得られるプラスの体験)で、
メリットは、その商品の強みや特徴、利点になります。
ベネフィット活用例

こちらが、実際に企業が行っている
コールセンターの一括管理が出来る
コールシステムを販売している企業の活用例
でございます。
ベネフィットを活用するコツ

様々な施策
ベネフィットは、商品やサービスを購入し、
使用してくれたお客様で伝わらなければ
意味がありません。
広告やSNS、ランディングページの
コンテンツなどに、
ユーザーが目を引く様なワードで
簡潔に説明し、
見てくれたユーザーに
伝わるような工夫をすると良いです。
今は、SNSの普及が高く、
若い世代まで目に入る様になります。
動画や画像で投稿することが
出来ますので、
ベネフィットに合う投稿をしてみて下さい。
あまり、宣伝宣伝している投稿は
控えた方が良いと思います。
FABの法則の活用
FABの法則
Feature(特徴)
Advantage(効果)
Benefit(ベネフィット)
商品やサービスの特徴①を挙げると
その商品やサービスの効果②が明確なり
ユーザーに与えるベネフィット③が
わかるというフレームワークです。
FABの法則を順番に活用することで
マーケティングで強調すべきポイントの
ベネフィットが明らかになります。
どんなベネフィットでも、
商品やサービスのメリットによって
活かされます。
詳しくFABの法則を知るにはこちら
ペルソナ設定
ベネフィットは、
ターゲットにするユーザーの
ペルソナを設定する事が大事です。
ペルソナとは、
自社や自分がターゲットにする
ユーザーの理想の顧客像の事を言います。
年齢:25歳
性別:男性
職業:会社員
年収:400万円
勤務時間:実働8時間
休日:土日休み
悩み:最近太ってきた
ストレスに感じる事:上司が自分に対しての対応
ストレスの発散方法:カラオケで好きな曲を歌う
楽しいと感じたこと:久しぶりに中学メンツで集まってお酒を飲んだ
具体的に項目を挙げて、
顧客の人物像を明確にすることで
当てはまるユーザーに刺さる
ベネフィットを考えましょう。
ビジネスは、
人の悩みを解決出来るような
商品やサービスが売れる傾向にありますので、
ストレスに感じている事であったり、
悩みを具体化してあげる事が良いです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
ベネフィットは、顧客の未来像であり、
ベネフィットを理解した上で
商品やサービスの販売をして下さい。
メリットとベネフィットは
よく間違えられやすいので
よく理解しましょう。
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