SNSマーケティングに向いてる人の特徴とは?
今やSNSマーケティングは、
ビジネスにおいて欠かせない存在です。
・自分がやっている事業の売上アップのために使う
・本業とは別に収入欲しくて副業にしたい
・今はサラリーマンだけど興味があって転職したい
理由は様々ありますが、
色んな人に使われてるマーケティング手法です。
様々な人が利用していますが、
その中でも上手くいく人といかない人
必ずいます。
SNSマーケティングに興味があっても、
『自分に適性があるのかがわからない』
という人も必ずいます。
SNSマーケティングに取り組む場合、
向いている人と向いていない人
その特徴を抑えておきましょう。
今回は、
SNSマーケティングに向いてる人・向いてない人
それぞれをわかりやすく紹介します。
SNSマーケティングに向いてる人の特徴8ポイント
ポイント1:論理的に考えられる人
SNSマーケティングでは、
PDCAサイクル(※1)を軸に分析し、
改善策を考え続ける能力が必要です。
また、SNS上でより多くの人を集客するためには、
ターゲットに刺さる明確な計画を考えなくてはいけません。
(※1)PDCAサイクル
・施策を立案:Plan(計画)
・施策を実行して検証:Do(実行)
・施策の結果をもとに評価:Check(評価)
・評価をもとに改善案を提示:Action(改善)
P→D→C→Aの順に取り組み、再びP→D→C→Aと戻る
SNSマーケターは、
PDCAを繰り返すだけでなく、
都度論理的に情報を分析することが必要です。
それだけでなく、
消費者がどうやったら自社サービスや商品を購入したくなるか、
購買までの心理的動線を自発的に探るスキルが必要です。
ポイント2:好奇心旺盛な性格の人
SNS界隈では常にトレンドが変化します。
トレンドの変化に伴いSNS市場も、
常に激しく変化していきます。
常に変化していく世界だからこそ、
好奇心旺盛な性格は重要なポイントになります。
常にトライ&エラーで解決策を探るSNSマーケティングは、
都度新しい視点からの考察が必要となります。
好奇心旺盛な人にとっては、
その強みを活かせる絶好の場所になります。
余談ですが、
SNSマーケティングでは
以下のような情報を積極的にチェックしておくと良いです。
- SEO対策の知識(検索上位に来る対策など)
- SNS媒体の知識(特徴やメインユーザー層など)
- ネット広告に関する知識(より多く表示させる対策など)
- ホームページ分析に関する知識(閲覧数アップの対策など)
新しい情報を得るのはもちろん、
より良い結果を出すために必要な新たな分野に関心を持つ
ことに積極的になれる人がどんどん結果を出していきます。
ポイント3:一つのことにとことん集中できる人
趣味や仕事など分野に関わらず、
1つの物事に没頭できる人は、
SNSマーケティングに向いています。
SNSマーケティングの場合、
常に新しい発見や未知の問題点に出逢います。
そのため、
『どこが原因だろう?』
『どうしてこうなるんだろう?』
常に原因や解決策を探ろうとする力が必要となります。
また、SNSマーケターは常にリサーチするのも仕事です。
データ分析をする際には非常に膨大な数字と向き合うこともあります。
根気強く・集中力を切らさずに仕事に向き合える人、
粘り強く数字と向き合える人が、
SNSマーケティングで必要とされます。
ポイント4:心理学に興味・関心を持てる人
SNSマーケティングでは、
・どうして買いたくなるか
・どうしてリンククリックしたくなるか
・どうして拡散したくなるか
常に消費者の行動心理や、
その行動に至るプロセスを読み解くことが必要です。
消費者が何に悩みを抱えていて、
どうやったらその悩みから解放されるか、
そしてその悩みを解決するためにどう行動するか
それら消費者の行動心理を理解し、
行動を促してあげるようなより効果的な計画を
考え続けなければいけません。
心理学に興味がある・心理学を学んでいる人にとって、
SNSマーケティングは非常に有用な仕事になります。
また、消費者の行動心理を理解するだけでは意味がありません。
それが現実の市場に即してるか、
実際に商品・サービスを必要としてる人に
リサーチするなど自分で行動することも必要です。
ポイント5:計算することが得意・嫌いじゃない人
SNSマーケティングでは、
アカウントへのアクセス解析・リンククリック率、
など日々チェックします。
数字を見るだけでなく、
その数字を活用して売上アップ、
またはそれを推進する戦略を立てる必要があります。
戦略を立てる場合、必ず費用対効果を考える必要があり、
参考となる数値は以下のものになります。
・離脱率=当該ページから離脱した回数÷当該ページのページビュー×100
・直帰率=最初のページから離脱されたセッション数÷最初のページとなったセッション数×100
・CVR(コンバージョン率)=コンバージョン数÷セッション数×100
・CTR(クリック率)=クリック数÷広告のインプレッション数
・CTC(クリックに対するコンバージョン率)=コンバージョン数÷クリック数×100
・CPC(クリック単価)=広告費÷クリック数
・CPA(顧客獲得単価)=総広告費÷コンバージョン数
・CPO(顧客獲得費用)=広告費÷購入人数
上記以外にも、
エンゲージメント率や利益率、売上等、
さまざまな数値を見る必要があります。
ポイント6:常に学ぶことに対して抵抗がない人
SNSマーケティングは常にトレンドが変化し、
最適解と言われていた手法も常に変わっていったりします。
その中で結果を出し続けるためには、
『常に学ぶ・学ぼうとする姿勢を持ち続ける』
ことが不可欠となってきます。
数年前の常識が今や非常識、
当時は最も効率の良い方法と言われていたものが、
今やもっと効率的な手法に取って代わっている
そんなことも日常茶飯事です。
例え副業で数万円〜数十万円と安定して稼いでいた人も、
常に知識や常識をアップデートする姿勢がないと
途端に稼げなくなるなんてことも珍しくありません。
常に結果を出し続けなければ、
あっという間にライバルに追い越され、
お客さんから見向きもされなくなってしまいます。
常に知識やスキルのアップデートはもちろんのこと、
自分から積極的に新しい知識を探求し、
常にトレンドを追えるといった学ぶ姿勢がないと、
SNSマーケティングでは成長できないし、
結果も残せないでしょう。
ポイント7:失敗を恐れずチャレンジできる人
新しい知識や学ぶ姿勢があっても、
SNS上では思った通りに事が運ぶ事はとは限りません。
むしろ、練りに練って考えて『こうなるはずだ!』と確信持っても、
所詮は机上の空論で、上手くいかないことがほとんどです。
世に言う数億稼いでる成功者と言われる人も、
数十回チャレンジしてようやく一回成功する
なんていうことも多々あります。
SNSマーケティングを仕事とする場合、
自分の得意分野だけでなく今まで取り組んだことのない分野、
未知の分野にも取り組む場合もあります。
未知の分野でも失敗を恐れず挑戦できる人、
上手くいかなくても何度でも挑戦し続けられる人、
そんな人こそSNSマーケティングでは必要とされる人です。
ポイント8:目に見える結果にこだわれる人
SNSマーケティングでは、
SNS運用代行や売上アップのコンサルなどがあります。
そうした仕事の場合、
お客さんの立場からすると目に見える結果が欲しくなります。
例えば
・アクセス数が増えて売り上げが前年比+30%
・LINEのお友達登録が先月から+200人突破
など『お客さんが求める目に見える結果にこだわれる人』
が常に市場に必要とされています。
どんなに寄り添って仕事をして、
寝る間も惜しんで頑張ってくれても、
お客さんとしてはやはり結果を求めてしまいます。
もちろん誠実な対応・姿勢は絶対必要ですが、
目に見える数値を出すことが大前提です。
お仕事を依頼してくれるクライアントとの定期的な会議でも、
しっかりと目に見える定量的な報告と共有が信頼を高めます。
目に見える結果にこだわり、
誠心誠意尽くして数字で成果を出せる人ほど、
より評価され仕事へと繋がっていきます。
SNSマーケティングに向いていない人の特徴5ポイント
ポイント1:考えることができても行動に移せない人
SNSマーケティングでは、
例えば同じような業種のコンサル業務をやっても、
時期や店舗・サービス内容によって考え方も対策も大きく異なります。
今までの経験を活かして、
従来の対応や施策を提案・実行しても、
うまく行かないことも多々あります。
言ってしまえば『やってみなければ分からない』
そんな場面が多々巡ってきます。
そんな『成功』『成果』が約束されていない時でも、
『失敗を恐れず、顧客が求める成功・成果を得るため』
常にチャレンジして行動しなくてはいけません。
大切なお客さんのお金(=予算)を使って、
責任感を持って考えてることを恐れずに行動に移す、
これができなければSNSマーケティングの仕事はできません。
『失敗するのが怖くて行動に移せない』
『責任は負いたくないから自分からは動きたくない』
そういった考えの方には向かない仕事といえます。
ポイント2:日々ルーティンワークで落ち着いて働きたい人
SNSマーケティングでは、
日々トレンドが変化するように、
環境なども常に変わっていきます。
またSNS運用代行の仕事などでは、
市場の変化や社会情勢の変化に合わせ、
場面ごとで柔軟に対応する必要もあります。
そのため、
日々ルーティン業務だけやりたい人には、
SNSマーケティングは合わないです。
『目まぐるしく変わる環境やトレンド変化を
アンテナ張って能動的にキャッチする』
ルーティンワークとは正反対の環境です。
日々変化する仕事内容が楽しいとかワクワクするとか、
そういった感覚で仕事に向き合えないと、
効果的なマーケティング戦略が出せず、
顧客が求める成果を出すことも難しいです。
ポイント3:新しいトレンドに興味を持てない・変化を嫌う人
SNSの世界では日々トレンド変化します。
そうした移り行くトレンドに興味・関心を持つ、
それが難しい人にはSNSマーケティングは難しいです。
『自分が身につけた技術やスキルが絶対』
『新しい知識や考え方は間違い』
『その考え方は常識的にあり得ない』
SNSマーケティングでは、『自分のスキル・考え方・知識』
それらは絶対的なものではなく、
変化と共に柔軟に変えていく必要があります。
新しい考え方とか知識・スキルとかトレンド、
それらに興味を持てない人は取り残されます。
SNSマーケティングは社会・市場・その時代の流行も
大きく関わってきます。
常に新しい情報にアンテナを張り、
新しいトレンドに瞬時に対応できる人でないと、
成果を出すことはできないでしょう。
ポイント4:オフィスワークが苦手な人
SNSマーケティングの場合、
身体を動かして仕事するのが中心ではありません。
PCやスマホ・タブレットを使い、
デスクに座って業務を行う場合が多いです。
もちろん場合によっては、
取引先との打ち合わせ・現場見学や調査など、
オフィスワークでない仕事もあります。
ですがやはりSNSマーケティングの仕事は、
オフィスワークが中心となってきます。
『オフィスワークが無理』『絶対身体動かして働きたい』
そういった方には向かない仕事です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はSNSマーケティングに向く人・向かない人
というテーマを扱いました。
SNSマーケティングは、
知識やスキルを伸ばせると
キャリアアップしやすいと言われます。
『自分一人で稼ぐ力をつけて独立したい』
そんな風に考える人に向いている職業だと言われてます。
また、特別な資格などないため副業でも人気となっています。
その一方で
・成果が出なければ給料はアップしない
・副業でも思うように稼げない
そういった側面もあります。
市場の反応が数字となって現れるため、
数字を追いかける・変化を好む人に向いた仕事です。
ですが忘れてはいけないのは、
SNSマーケティングに向くか・向かないか
これは実際にやってみないとなかなか難しいということです。
『自分では無理と思っていても、
実際にやってみたら天職だった』
どんな仕事でもそんな場合も多々あります。
いきなり転職が難しい場合、
副業でやってみるというのもありです。
自分で自分の可能性を否定せずにやってみること、
これだけは忘れないでまずはチャレンジしてみましょう!
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