【海外のマーケティング事例】マクドナルドに対抗?バーガーキングの面白いマーケティング戦略

バーガーキングは、あの有名なマクドナルドの「ハッピーセット」に似た、「Real Meals(リアル感情セット)」というキャンペーンを行いました。

 

今回は、このバーガーキングの「Real Meals(リアル感情セット)」をご紹介していきます。

 

「これからマーケティングを学びたい」「海外でのマーケティングの成功事例を知りたい」方々に向けて、キャンペーンの概要や成功したポイントなどを学んでいきたいと思います。

 

バーガーキングが展開した面白いマーケティング戦略

バーガーキングが展開した「Real Meals(リアル感情セット)」とは、どのようなマーケティング戦略であったのでしょうか。

 

まずは、実際にバーガーキングが行った「Real Meals(リアル感情セット)」の概要をお伝えしていきます。

 

バーガーキングが行った「Real Meals(リアル感情セット)」とは?

 

今回、バーガーキングが行った「Real Meals(リアル感情セット)」の内容は、5色の『YAAAS(よっしゃー!)』『BLUE(ヘコむ)』『PISSED(ブチ切れ)』『SALTY(つらい)』『DGAF=Don’t Give A F**K(気にしない)』という特別パッケージ商品を販売しました。

 

バーガーキングが販売したセットは、通称「Unhappy Meals(アンハッピー・セット)」と呼ばれています。

 

マクドナルドが販売している「ハッピーセット」とは、真逆のコンセプトでした。

 

さらに、この「Real Meals(リアル感情セット)」の中身は通常のワッパーコンボで、普通のワッパーバーガーとフライドポテト、ドリンクが付いているセットです。

 

実は、「Real Meals(リアル感情セット)」は、パッケージだけを「ハッピーとは限らないセット」に表現したものだったのです。

 

SNSでCMを公開「Feel Your Way(“私の道”を感じよう)」

「リアル・ミールズ(Real Meals)」の販売に合わせて、「Feel Your Way(“私の道”を感じよう)」というメッセージが込められたCMが公開されました。

 

このCMには、学校のいじめに苦しむ人や上司に悩まされる女性、パーティーで孤独感を感じる男性などが登場します。

 

これはミレニアル・Z世代に訴えかける動画になっており、登場する全員が「負の感情」に悩まされている、ハッピーではない生活が表現されています。

 

なぜこのようなキャンペーンが行われたのか?

バーガーキングはなぜ「Real Meals(リアル感情セット)」というキャンペーンを始めたのか気になる方もいると思います。

 

実は、アメリカの5月はメンタルヘルス啓蒙月間と言われており、アメリカメンタルヘルス協会とのコラボレーションによって生まれたのです。

 

SNS(ソーシャルメディア)が普及したことで、過度なプレッシャーを感じるミレニアル・Z世代が増えていることを背景に、このキャンペーンが実行されました。

 

ありのままでいることや感じるままの感情を持つことの大切さを伝えることがキャンペーンの狙いになります。

 

バーガーキングの「Real Meals(リアル感情セット)」が成功したポイント

なぜ、バーガーキングの「Real Meals(リアル感情セット)」は注目されたのでしょうか。

その理由を探っていきたいと思います。

 

SNSを通じてミレニアル・Z世代の感情に訴えかけた

1つ目の理由は、ターゲット設定とプロモーション手段の組み合わせです。

 

今回のキャンペーンでは、SNSを通じてミレニアル・Z世代の感情に訴えかけたコンセプトでした。

 

日々、ミレニアル・Z世代が抱える悩みをSNSを通じて発信したことで大きな共感を得ています。

もしこれが、ミレニアル・Z世代の親世代をターゲットにした場合、このように大きな反響は生まれなかったでしょう。

 

ターゲット設定も重要ですが、そもそもミレニアル・Z世代よりも親世代はSNSを利用している割合が低いです。

 

そのため、ターゲット設定とプロモーション手段の組み合わせがシナジーを発揮したのでしょう。

 

メンタルヘルス啓蒙月間というタイミングを狙った

キャンペーンを実施する際は、開始する時期も重要な成功要因です。

 

アメリカの5月は、メンタルヘルス啓蒙月間であったことから、世間もメンタルヘルスを意識する時期になります。

 

この時期を狙って、アメリカメンタルヘルス協会とのコラボレーションしたことが、成功要因の一つであるといえます。

 

アメリカならではのユニークなアイデア(アイディア)

 

最後の成功要因は「アメリカならではのユニークなアイデア」といえるでしょう。

日本では、中々見ることのできないキャペーンです。

 

例えば、ファッション業界のユニクロやジーユーを展開するファーストリテイリングに対して、グローバルワーク、ニコアンド、ローリーズファームなどを展開するアダストリアが、挑発的とも取られるキャンペーンを打ち出すことは少ないでしょう。

 

これは、アメリカのユニークな発想や行動力が成功した要因といえます。

 

海外の面白いマーケティング事例「 Airbnb(エアビーアンドビー)」

ここまで、バーガーキングの「Real Meals(リアル感情セット)」というキャンペーンを紹介しましたが、海外には他にも面白いマーケティング事例があります。

 

そこで、海外の面白いマーケティング事例をご紹介します。

 

Airbnb(エアビーアンドビー)「ナイトアット」

Airbnb(エアビーアンドビー)は、サンフランシスコに拠点を置くアメリカのバケーションレンタルのオンラインマーケットプレイス企業です。

 

この「ナイトアット(Night at)」は、2015年に開始されたキャンペーンで、誰もが知る名所を宿泊施設に変え、1泊無料で招待してもらえます。

 

これまでのキャンペーンでは、オーストラリアのグレートバリアリーフやルーマニアのドラキュラ城、英国のアビイロード・スタジオなどでも宿泊体験が提供されてきました。

 

特に面白いのがデンマークで、「Night At LEGO House」という部屋があり、客室の細部に至るまですべてLEGOブロックで構成されています。

 

海外のマーケティング事例から学ぶ

海外のマーケティング事例を知ることで、マーケティング知識や新しいアイデアを生むきっかけになります。

 

これまでお伝えしたポイントを押さえ、マーケティングの知識を深めながら、少しずつあなたは思い描くキャリアに近づけていきましょう。

 

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