【海外のマーケティング事例】コカ・コーラのストーリーテリング、「Friendly Twist」で始まるコミュニケーション

コカ・コーラは、コロンビア大学にて「Friendly Twist」という面白いマーケティングを仕掛けました。

 

今回は、このコカ・コーラの「Friendly Twist」をご紹介していきます。

 

「これからマーケティングを学びたい」「海外でのマーケティングの成功事例を知りたい」方々に向けて、マーケティング事例の概要や成功したポイントなどを学ぶことができます。

コカ・コーラの「Friendly Twist」とは?

コカ・コーラが実施した「Friendly Twis」とは、コーラのボトルを開けるには、もう1本のボトルのフタと合体させてお互いにひねることで初めて開くことができるという仕掛けです。

 

このキャンペーンは、新入生たちが友達を作りやすくするために、コーラを通じてコミュニケーションのきっかけを作るというアイディアから生まれました。

引用元:TAJ Media|Coca Cola Friendly Twist

 

こちらの動画には、大学に入学したばかりの学生が緊張し、一人でスマートフォンを触ったり、音楽を聞いたりしている様子が見られます。

 

そこに、大きな冷蔵庫内に大量のコカ・コーラを用意しました。

学生たちは最初は戸惑いながらも、一本のコカ・コーラを手にします。

 

しかし、このコーラは一人でキャップを開けることはできません。

このコーラには、キャップに書かれた矢印と「The Friendly Twist」(友達と回して)の文字が書かれていました。

 

この特殊なキャップを開けるためには他の学生と協力が必要であり、これが新しい友達ができるコミュニケーションのきっかけとなります。

 

学生たちはお互いのコーラを協力して開けたことで、笑顔が広がり新しい友達を作れたのでしょう。

 

コカ・コーラの「Friendly Twist」が成功したポイント

コカ・コーラが実施した「Friendly Twist」は、3つの成功ポイントが隠されています。

それは「ターゲット」「ストーリー」「アイディア」の3つです。

 

こちらの3つの成功ポイントについて、詳しく解説していきます。

 

大学初日で不安な学生がターゲット

「Friendly Twist」は、大学初日で友達がいない不安を抱える学生をターゲットにしています。

 

もし、通常の大学生をターゲットにした場合、いつも一緒に行動している友達とコーラを飲むだけになってしまうでしょう。

 

大学初日で不安な学生という明確なターゲットを設定したことで、そのターゲットが抱える課題に適切なアプローチができたのです。

 

感情に訴えるストーリーテリング

一人では開けることができず、他の人と協力する必要があるという仕組みは、コミュニケーションのきっかけを作り、自然に笑顔で会話が生まれるストーリーが設計されています。

 

これは、ただコーラという商品をPRするだけではなく、記憶に残る体験を提供することに成功しました。

 

この感情移入を促すストーリーテリングが、コカ・コーラというブランドと大学初日の学生という消費者との強い結びつきを生み出しています。

 

一人では開けられないというアイディア

最後の成功ポイントは、「一人では開けられないというアイディア」です。

 

これは、「ターゲット」と「ストーリー」という2つのポイントが明確になったことで生まれるアイディアになるでしょう。

 

「大学初日で不安な学生同士に、自然とコミュニケーションが生まれるきっかけを作るにはどうすればいいのか」という問題提起からスタートしたと考えられます。

 

一般的な考えでは「コーラを配って会話してもらおう」となるはずです。

しかし、コーラを配っただけでは自然とコミュニケーションが生まれることはないでしょう。

 

「ターゲット」と「ストーリー」が明確になっていることで、最後の「一人では開けられないというアイディア」というピースがハマったマーケティング事例になります。

 

海外の面白いマーケティング事例「Harvey Nichols」

今回は、コカ・コーラの「Friendly Twist」というマーケティング事例を紹介しました。

海外には、他にも面白いマーケティング事例がたくさんあります。

 

そこで、世界最大級の広告賞を受賞した、イギリス百貨店「Harvey Nichols」の面白いクリスマスキャンペーンをご紹介します。

 

ハーヴェイ・ニコルズ(Harvey Nichols)の「Sorry, I Spent It On Myself.」

ハーヴェイ・ニコルズ(Harvey Nichols)の「Sorry, I Spent It On Myself.」とは、世界最大級の広告賞「カンヌ」で2冠を受賞した、クリスマスキャンペーンです。

 

「プレゼントは安く済ませ、自分のためにお金を使う」というコンセプトで実施したキャンペーンで、爆発的な売上を記録しています。

 

詳しくはこちらも記事をご覧ください。

【海外のマーケティング事例】世界最大級の広告賞を受賞した、イギリス百貨店「Harvey Nichols」の面白いクリスマスキャンペーン

 

海外のマーケティング事例から学ぶ

海外のマーケティング事例を知ることで、マーケティング知識や新しいアイデアを生むきっかけになります。

 

これまでお伝えしたポイントを押さえ、マーケティングの知識を深めながら、少しずつあなたは思い描くキャリアに近づけていきましょう。

 

マケプラではWebをメインとしたマーケティングを正しく学ぶことができ、個人のスキルアップやキャリアップの支援をしています。

 

  • これからWebマーケティングを勉強したい
  • 副業を始めて収入を増やしたい
  • 新しいキャリアを考えていきたい

 

このような悩みを抱える方の相談をいつでもお待ちしています。

もちろん費用はかからずに、マーケティングの勉強方法や副業での稼ぎ方、新しいキャリアを一緒に考えていきます。

 

\お気軽にご相談ください/

無料相談はこちら

また公式LINEに友達追加していただいた方には、30,000文字の有料級コンテンツを無料公開しています!

Webマーケティングが未経験の方でも分かりやすいと評判ですので、ぜひ友達登録だけでもしてみてください。

 

  • 『SNS運用で成果を出すための、SNS事前設計書』
  • 『”売れる”商品の作り方』
  • 『同じ商品でも売り上げが3倍変わる、セールス導線設計方法』

 

について解説しており、1日30分の運用でも売り上げを上げるためのSNSのアカウントを作れるようになります。

【14大特典付き】オンライン無料講座が期間限定で開講中!

▼こちらをタップして▼
無料で特典を今すぐ受け取ってください!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です