目次
なんで3万人いるのに問い合わせないの?
世の中には大きく分けると物を
“売る側”
“買う側”
の二手に分かれます。
売る側の立場の人は、
自分の商品を買う側の人に
買っていただけなければいけません。
売る側の人達は
自分でも出来る施策を使って
売ると思います。
そこで鍵になって来るのが
“集客”
今回は、
“集客”についての事例を紹介します。
どの業界でも付きまとってくるのが
集客力だと思うんですが
人を呼び込むのに
どれだけ苦労するか...
「どんな施策を試しても中々人が来ない」
「何か月続ければ、収益化までたどり着くのか...」
そう思ってはいるけど
次集客について施策をやると
「今回の企画なら上手く行く!!」
「集客活動はこれで最後!!」
と思いながら施策を実行していると思います。
これから紹介するのは、
いくつもの集客方法を試し、
上手く行かず、
相談してきてくれ、
施策を試したら
集客に力を入れるのが
最後になった人のお話です。
相談してくれた人の事を
田中さんとします。
田中さんは何をしているのか?

田中さんは
大学を卒業後、
外資系の会社に就職。
サラリーマン時代に得意の
英語力を活かしたく
外資系の会社を退職後、
フリーランスとして
英会話スクールを運営し始めました。
英会話スクールの運営を始めるくらいに
Twitter集客がどの企業も導入している時代でしたので
集客方法の一つとして、
Twitter運用を始めました。
一つの認識が道を踏み外すことになる

まずは、
Twitterを開設して
・マインド系
・自分の人生であった経験談
・自己啓発系
などをメインに発信していました。
田中さんのツイートに共感してくれた人や
スクール関連の企画を実行して
順調にフォロワーが増えてきました。
田中さんが言っていたこと
「フォロワーが増えて、
色んな人が興味を持ってくれたんだ!」
と思ったそうです。
フォロワーが集まる=お客さんが集める
この認識になっていたそうです。
私は、これを聞いた時、
「本当にそんな認識なるのかな?」
と少し疑いました。
でも、
自分が発信している事、
企画を通して興味を持ってくれた事に
共感を持ってフォローしてくれると勝手に
「集客が上手く行っている」
という認識になってしまっていたそうです。
その認識により
集客は出来ているから
他の施策をやらなくても
収益化まで行けると考えたそうです。
結果:フォロワー3万人まで行った
以外と出来ない人が多い原因

3万人まで行ったが
お客獲得数は
18人と少な目、、、、
0の状態から3万人まで
フォロワーを増やせたのに
18人しか来なかった原因は…
・英語を勉強したいという人の悩みをリサーチしていなかったこと
・商品を売る為のコンセプト設計が甘かったこと
・英語を学びたいっていう見込みのお客様が居なかったこと
この4つが原因でした。
原因:1つ目
・英語を勉強したいという人の悩みをリサーチしていなかったこと
について
「英語の勉強したい」っていう人の実際の悩みを
リサーチしていなく、
ニーズを把握することが出来なかった。
それにより、
どうすれば自分の商品がお客様のニーズを満たせるのかを考えず、
商品を世の中に出す事だけが先行してしまいました。
ニーズを理解した上で発信するのと
ニーズを理解しないで発信するのでは
大きな差を生みます。
ニーズを理解し発信することで
お客様の悩みに対し
原因や解決策を見せる事ができ、
「この人に言っている事、正しいかも」
と思ってくれ、
そこから入会に繋がりやすくなるので
悩みをリサーチする必要があります。
原因:2つ目
・商品を売る為のコンセプト設計が甘かったこと
について
英会話スクールとして、
勉強商材を売る為の
コンセプトが甘かった事で
とある影響がでます。
それが
・ターゲットが定まらない
・商品自体が甘くなり、競合のが良く見える
ターゲットが決まらなければ
見込みのお客さんを集客することができず、
収益に結び付けられない。
例えば
ダイエットジムを経営しているとします。
そこでターゲットになってくるのは
「痩せたい人」
「色々なダイエット方試したけど結果が出なかった人」
「リバウンドしてしまう人」
こういった人がターゲットになってきます。
でも、
ターゲットが決まっていないと
上記のような人が通いたくなる
発信が出来ないので、
なかなか、集客が出来ません。
集客が出来なければ
そもそも収益なんて出来ません。
なんなら
コンセプトが決まらなければ
ペルソナが決まらない。
見込みのお客さんを集客する為の
発信や企画、
様々な集客方法に
甘さが出て、
結果、見込みのお客さんは来ず
収益が出ない要因を作ってしまします。
原因:3つ目
・英語を学びたいっていう見込みのお客様が居なかったこと
について
集客をしていく中で
「いろんな人が興味を持ってくれれば良い」
という考え方でTwitterを運用していたそうです。
だからターゲットも決めず、
色々な人に刺さりそうな
マインド系や自己啓発系、自分の経験談を
ツイートし、集客をしていた。
だから集まって来る人の特徴として
「人の人生に興味のある人」
「マインド系、自己啓発が好きな人」
「他人がやっていることを応援したい人」
が特徴として挙げられます。
ここれわかるのが
英語を学びたい人がいないこと
そりゃ。
ターゲットも決めず、
英語関連の発信・コンテンツを
していなければ、
英語を学びたいって思う人が
集まってきませんよね。
英会話スクールを運営しているアカウントを見ても
個人名で、
英会話スクールを運営している事はわかるが
中身まで見えない。
という原因もあります。
集客出来た改善案

見込みのお客さんを集める為に
・ニーズリサーチ
・ベネフィットリサーチ
・競合リサーチ
・商品・サービスのコンセプトメイキング
・ペルソナ設定
・発信内容の変更
これをやっていただきました。
ニーズが分からなければ
お客様がどういう事に悩んでいて
自分の商品がどういう悩みを解決出来るのか
知ることが出来ない。
ベネフィットが分からなければ
商品やサービスを利用した先、
どういう姿が有って、
それに基づいた商品なのか
判断することが出来ないため。
競合他社(者)の商品を売る為の
戦略や動向を分析し
自分の商品がその市場で勝つための
適切なアプローチをする事が出来る。
商品のコンセプトが出来なければ
商品の利用の流れ、
サービス内容はどのようなものなのか
どういう売り方なのかを定める事で
サービス全体の土台を形成することが出来ます。
ペルソナを設定する理由
お客様の悩みを絞り、
その悩んでいた時、
どういう行動、感情があり、
どういう発信・アプローチをすれば
良いのか明確にするため
発信内容の変更
自己啓発、
マインド系
自己経歴などの発信から
英語を学びたい人の悩みや事例、
英語を学ぶメリット、
学んだ先の姿、
英会話スクールでは
どういった内容でやっているのかなど
英語関連に方向転換した事で
見込みのお客様が集まってくるようになった。
ここまでやっていただき、
全く集客、収益が出来なかったときに比べ
月アベレージ5人は
新規顧客を獲得することが出来るようになった。
総括
一人でやっていたら、
気づかなければいけない部分を
見落としたり、
改善しなければいけない所を
改善しなかったり、
やはり盲点はいくらでもあります。
正しい集客法を学び、
自分が勝てる市場を見つけ、
収益が出るように頑張って欲しいです。
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