フォロワーが多いのに売れない理由|3万人でも問い合わせ3人の現実

フォロワーが多いのに売れない理由を解説する記事のアイキャッチ画像

こんにちは、マケプラ運営者のMです。

フォロワーは増えているのに、問い合わせが1件も来ない。いいねはつくのに、誰も商品を見にこない。

たまにそういう人からご相談いただきますが、原因はシンプルで増やす相手を間違えているだけ。フォロワーは媒体の中の数字であって、買いたい人の数ではないので。

この記事では、3万フォロワーで問い合わせが3人だった実例、数が増えるほど反応が薄くなる仕組み、今日から見る数字の入れ替え方をお話しします。

読み終わるころには、自分のアカウントに買う人がいるか判定できるようになっているはず。ぜひ最後まで読んでいってください!

この記事でわかること
  • フォロワー数と売上が比例しない理由
  • 数が増えるほど反応が薄くなる仕組み
  • 売れないアカウントに共通する3つの原因
  • 今日から見るべき数字と最初の一歩
目次

フォロワーが3万人でも、問い合わせは3人で止まる

フォロワー3万人に対して問い合わせが3人だったことを対比で示した記事見出しのバナー画像

数を集めれば売れる。
そう信じて動いた結果どうなったのか、実際にあった話から見ていきましょう。

以前、集客の相談に来てくれた方がいます。ここではTさんとしますね。

Tさんは大学を出て外資系の会社に就職して、そのあと独立。得意の英語を活かして、英会話スクールを始めた方です。集客の手段としてTwitter(現X)を選びました。

発信していたのは、マインド系、自己啓発、自分の人生であった経験談。これが共感を集めて、フォロワーはどんどん増えていきました。

結果、フォロワーは3万人まで伸びて、Tさんはこう思ったそうです。

「フォロワーが増えて、色んな人が興味を持ってくれたんだ!」

この感覚、めちゃくちゃ分かります。数字が動くと「うまくいってる」って思っちゃうんですよね。

そしてフォロワーが集まる=お客さんが集まっている、という認識になった。集客はもうできているんだから、あとは待っていれば収益化まで行けるはずだと。

しかし問い合わせ件数は、たったの3人でした。

0から3万人まで集めきったのに、英語を学びたい人が、その3万人の中にほとんどいなかったんです。

数を集める力があったことは間違いない。でも集めた相手が違う。だから「増やす」の前に「誰を増やすのか」を決める必要があるんですよね。

数が増えるほど、反応は薄くなる

Instagramでフォロワー1,000〜5,000人のときは4〜6%だったエンゲージメント率が50万人以上では0.8〜1.5%まで下がることを示した見出し画像

「たまたまTさんが運が悪かっただけでしょ」と思うかもしれません。でも、数字を見るとそうでもないんです。

株式会社モカが2026年に公開したベンチマークによると、フォロワー数が増えるほどエンゲージメント率(反応の割合)は下がっていきます。

スクロールできます
媒体フォロワー1,000〜1万人フォロワー50万人以上
Instagram4.0〜6.0%(1,000〜5,000人)0.8〜1.5%
TikTok8.0〜12.0%1.5〜3.0%
X1.5〜3.0%0.3〜1.0%(10万人以上)

数が10倍になっても、反応が10倍になるわけじゃない。むしろ割合としては落ちていくわけです。

もうひとつ。Socialinsiderが2024年1月から2025年12月までの約7,000万投稿を分析した2026年のレポートでは、フォロワー基準の平均エンゲージメント率はTikTokが3.73%、Instagramが0.48%、Facebookが0.15%、Xが0.12%でした。

Xで0.12%。1万フォロワーいても、平均すると反応するのは12人という計算になります。

「1万人集めれば安泰」みたいなイメージ、ここでいったん壊しちゃってください。

ただし、ここは注意が必要。

エンゲージメント率は、分母をフォロワー数にするかリーチ数にするかで数値が大きく変わります。 リーチ基準にすると一般に数倍高くなりますし、媒体や業種、アカウントの規模でも大きくばらつきます。業界平均は絶対の基準ではなく、参考値として見てください。最新の数値は各調査元の公式発表をご確認ください。出典:株式会社モカ「エンゲージメント率の平均【SNS別早見表2026】」Socialinsider「Social Media Benchmarks For 2026」

それでも方向性ははっきりしています。数を増やすことは、売れることの近道になっていない。

売れないアカウントに共通する3つの原因

売れない原因を悩みを調べていない・コンセプトが決まっていない・発信がズレているの3つに整理した見出し画像

じゃあ、Tさんのアカウントでは何が起きていたのか。

相談を受けて一緒に洗い出したところ、原因は3つに絞れました。これ、Tさんに限った話じゃないんですよね。僕が相談を受けるアカウントで、だいたい同じ場所が抜けています。

お客さんの悩みを調べていない

1つ目。「英語を勉強したい」と思っている人が、実際に何に困っているのかを調べていなかった。

悩みが分かっていないと、商品を出すことだけが先に走ります。すると発信の中身も抽象的になるんですよね。

ダイエット系SNSアカウントの診断指導で、発信内容に具体性が足りない点と今すぐ型・どうやって型の訴求例を伝えるDiscordのやりとり
発信の中身が抽象的になっているアカウントへのフィードバック

これは別の方のアカウントを見たときのやりとりです。「気になったのが、超具体がないこと」「お客さんに行動してほしい内容が抽象的」と伝えています。

情報は載っている。でも読んだ人が「で、私は何をすればいいの?」で止まってしまう。悩みを調べていないと、行動してもらえるところまで具体が下りてこないんです。

逆に、悩みを分かったうえで発信すると「この人の言っていること、正しいかも」と思ってもらえます。そこから相談につながっていくわけですね。

コンセプトが決まっていない

2つ目。Tさんは英会話スクールという商品はあったのに、それを売るためのコンセプトが甘かった。

コンセプトが決まらないと、2つのことが起きます。ターゲットが定まらないので見込み客を集められない。そして商品自体がぼやけて、競合のほうがよく見えてしまう。

ダイエットジムで考えると分かりやすいです。「痩せたい人」だけだと広すぎる。「いろんな方法を試したけど続かなかった人」まで絞ると、届ける言葉が決まってきますよね。

コンセプトのターゲット・メソッド・ベネフィットを添削し、ベネフィットの連想を広げる考え方を実例で解説する指導のDiscordやりとり
誰に・何で・どんな未来を、の3点を詰めていくやりとり

ここでやっているのも同じことです。
誰に向けるのか、何で解決するのか、その先どんな未来が待っているのか。ここを一つずつ詰めていきます。

コンセプトは、決まった瞬間に扱う商品も、集める相手も、使う言葉も連鎖して決まります。 逆に言えば、ここが決まっていないうちは、どんなテクニックを乗せても通らないんですよね。

もっと踏み込みたい方は、コンセプトの決め方手に入る理想の未来の見つけ方を読んでみてください。

発信の中身が、買う人の関心とズレている

ここめっちゃ大事です。

Tさんが発信していたのは、自己啓発、マインド系、自己経歴。英語を学びたい人が読みたいものではなかったんです。

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よくある発信見込み客に届く発信
自己啓発・マインドお客さんが今つまずいていることの言語化
自分の経歴・実績報告その悩みが起きる原因と、解決までの道筋
日常やその日の気分利用した人がどう変わったのか
業界の一般論今日からできる具体的な一歩

左の列が悪いわけじゃありません。ただ、左だけを続けると集まるのは「あなたに共感した人」であって、「あなたから買いたい人」ではないんですよね。

誰に向けて発信するかを決めるところからやり直したい方は、誰に向けて発信するかの決め方もあわせてどうぞ。

いいねの数ではなく、誰が反応しているかを見る

同じいいね100でも押したのが同業者か見込み客かで意味が変わることを示した見出し画像

原因が分かったところで、次は自分のアカウントをどう判定するかです。ここを間違えると、また数字に振り回されます。

数字は「伸ばすため」ではなく「中身を疑うため」に見る

いいねが100ついた。表示回数が伸びた。それ自体はうれしいんですけど、大事なのは「誰が」反応したかのほうです。

よくあるのが、業者や同業者のいいねを見込み客だと思い込んでしまうパターン。数字の中身を見ないと、同業者同士で盛り上がっているだけの状態に気づけないんですよね。

X運用の週次報告でフォローバック率60%・エンゲージメント率22.3%まで伸びたアナリティクス画面付きのDiscord報告
投稿内容と投稿時間を見直したあとの週次報告

これは、投稿の中身と投稿する時間を見直したあとの報告です。4投稿のうち3投稿がいいね20近くつき、約200人に見られた。特定の1日はエンゲージメント率が22.3%まで跳ね上がっています。

ここで何をしたかというと、投稿のテクニックをいじったわけじゃないんです。誰に向けて、何のために発信しているのかを直した。 そうしたら数字がついてきた、という順番でした。

数字は伸ばしにいくものではなく、中身を疑うために見るもの。目安としては、エンゲージメント率10%以上を狙っていきましょう。

反応がないとき、直すのは投稿よりプロフィール

運用を始めて間もない方から、こんな報告をもらったことがあります。「残念ながらまだいいねやリツートもらえていませんが、フォロワーは順調に増えてきています」

まさに、この記事のテーマそのものですよね。

僕がお伝えしたのは、投稿を増やすことでも、いいね周りをすることでもありません。

「もう少しだけ、どうなれるのかといった部分をプロフィールで訴求してみてください」

Twitter運用でフォロワーは増えているのにいいねやリツイートがもらえないという報告に対し、どうなれるのかをプロフィールで訴求するよう助言したDiscordのやりとり
フォロワーは増えているのに反応がない、という段階のやりとり

なぜかというと、プロフィールは「受け皿」だからです。

投稿を見て気になった人は、まずプロフィールを見にきます。そこに「あなたがどうなれるのか」が書いていなければ、そのまま帰っていくだけなんですよね。

こちらから届けにいく動き方も同じです。競合アカウントのフォロワーをたどる。自分のお客さんが使いそうな言葉、それも商品名ではなく悩みの言葉で検索する。見つけたらこちらからフォローする。そして競合の投稿を引用リポストして、認知を取っていく。

目安はフォローバック率50%です。ここが取れていないなら、増やすべきはアプローチの数ではありません。プロフィールを直してください。 フォローのアプローチは、自分のプロフィールの採点でもあるので。

ちなみに、同業者への無意味なリプとDMはやらなくていいです。時間だけ溶けます。

プロフィールは一文目で決まる

じゃあプロフィールの何を直すのか。お伝えしているのは、シンプルに2つです。

一番強い言葉を、一文目に持ってくること。そして、読まなくても伝わるくらいの文にすること。

SNSプロフィール文の添削指導で、一番強い言葉を一文目に置き読まなくても伝わる文にする助言をしたDiscordメッセージ
プロフィール文の添削。一番強い言葉を一文目へ

お客さんはSNSを見ているとき、脳をほとんど使っていません(笑)。じっくり読み込んでくれる前提で書くと、まず届かないんですよね。

だからプロフィールは一文目が勝負です。そこでどれだけインパクトを与えられるか。

「痩せている=可愛い・きれいという価値観にとらわれなくなり前向き思考に」みたいな書き方だと、ちょっと難しい。頭を使わせた時点で離脱します。もっと言い切って、短くして、一目で「あ、私のことだ」と思わせにいってください。

ここまでで、自分のアカウントに買う人がいるのかどうか、見る場所は分かってきたと思います。ただ、そこから実際に売れる形まで組み上げるとなると、記事1本ではとても入り切りません。集客から販売までをどうつなぐのか、その全体像は無料のメルマガでまとめてお渡ししています。

売れるのは、順番を守ったアカウント

認知・興味・信頼・期待を積み上げてから販売する順番を階段で示した記事見出しのバナー画像

マーケティングの流れとして、お客さん視点だと「認知から販売」まで以下の流れになります。

認知▶︎興味▶︎信頼▶︎期待▶︎販売。

高層ビルの鉄骨と同じで、下から順番に組んでいないところに上の階は乗りません。

英会話スクールで、アカウント3万人いても売れないのは、そもそも認知が歪んでいるからです。
「この人は英会話のことなんでも知ってそう!」「この人から学びたい!」ではなく、「自己啓発の人」と認知されたら英会話教室が売れるはずないんですよね。

ダイエットなら、[めっちゃ有益なダイエット情報くれる人だ!」と認知をとる。
ニキビケアなら「ニキビケアのことなんでも知ってる!」と認知をとる。

その上で、信頼されるための情報だったり、商品の告知をして期待感を演出したり、お客さんの熱を暖めていけばいいんです。

順番さえ守れば、数は要りません。
100フォロワーを集めるより、1人の見込み客を獲得するほうが労力としては楽です。

やり方しだいでは、認知〜販売までXの中で完結します。
僕自身、自分の商品を売るためにXでアカウントをゼロから開設して、集客から販売まで16日で回して50万円の売上になったことがあります。特別な施策はしていません。順番を守っただけ。

やり方をしってれば誰でもできるんですよね。

媒体ごとの積み方は、X集客のやり方インスタ集客の方法でまとめています。

今日から見る数字を入れ替える

さっき「まだいいねももらえていません」と報告をくれた方、しばらくあとにこんな報告をくれました。

「現在のところ着実にフォロワー増えてます!相談まではいかないですが、DMもらう機会も増えてきました。エンゲはしっかり10%以上キープしてます!」

フォロワー増加とエンゲージメント率10%維持を報告し、オファー時期を相談するSNS運用のDiscordメッセージ
数の中身が変わってきた段階の報告

フォロワーが増えているのは前と同じ。でも中身が変わっているんですよね。DMが来るようになって、反応の割合も保てている。

この差を作るのが、見る数字の入れ替えです。

スクロールできます
追いかけるのをやめる数字代わりに見る数字
フォロワーの総数反応してくれた人が、買う可能性のある人かどうか
いいねの数プロフィールを見に来てくれた人の数
表示回数リンクを踏んでくれた人の数
投稿した本数フォローバック率(目安50%)とエンゲージメント率(目安10%以上)

そのうえで、Tさんが実際にやり直した順番がこれです。

手順

  1. お客さんの悩みをリサーチする(何に困っていて、どうなりたいのか)
  2. その先にある理想の未来を言葉にする
  3. 競合のサービスを調べて、足りていないところを見つける
  4. 誰に・何で・どんな未来を、のコンセプトを決める
  5. たった一人の読者像まで絞り込む
  6. 発信の中身を、その人が読みたいものに入れ替える

Tさんはここまでやり直して、まったく集客も収益化もできなかった状態から、月アベレージ5人の新規顧客を獲得できるようになりました。

一人でやっていると、気づかないといけない場所を見落とすんですよね。盲点はいくらでもあります。

まずは1と2だけでいいです。手を動かしてみてください。

フォロワーと売上に関するよくある質問

フォロワーは何人いれば売れるようになりますか?

人数で線を引くことはできないんですよね。3万人でも売れないアカウントがある一方で、数百人で商品が動いているアカウントもあります。見るべきは総数ではなく、そのなかに「あなたの商品で解決する悩みを持っている人」が何人いるかです。まずはフォロワー集めと集客を切り離して考えてみてください。

いま集めたフォロワーは、切り捨てるしかないのでしょうか?

切り捨てなくて大丈夫です。ただ、そこに向けて発信を続けても売上にはつながりにくいので、発信の中身をこれから来てほしい人に合わせて入れ替えていきましょう。反応の顔ぶれは、発信を変えれば少しずつ入れ替わっていきます。

バズらないと売れませんか?

必要ないです。バズは認知を一気に増やしますが、増えるのは認知だけなんですよね。興味・信頼・期待は別で積む必要があります。むしろ関係のない層が大量に入ってきて、反応の割合が下がることもあります。

フォロワーが少ないうちから商品を出していいですか?

出していいです。というより、出したほうが早いです。市場に置いてみないと、その商品が求められているのか分からないので。作り方は自分の商品の作り方にまとめています。

どのくらいで結果が出ますか?

媒体やジャンル、使える時間で変わりますが、オーガニックな運用は一般に半年から1年ほどかかると言われています。広告のような即効性はありません。数字が動かない時期に何を積んでいるかで差がつきます。なお、収益に関する判断は最終的にご自身の状況に合わせて、必要であれば専門家にご相談ください。

まとめ

100フォロワーより1人の見込み客、数より売れる設計というまとめの見出し画像

フォロワーが多いのに売れないのは、あなたの発信が悪いからでも、才能がないからでもありません。集めた相手が違っただけです。

  • フォロワーは媒体の中の数字であって、買いたい人の数ではない
  • 数が増えるほど、反応の割合はむしろ下がっていく
  • 売れない原因は、悩みを調べていない・コンセプトが決まっていない・発信がズレているの3つ
  • 見るのはいいねの数ではなく、誰が反応しているか
  • 認知・興味・信頼・期待を積んでから販売する。順番を飛ばすとコケる
  • 100フォロワーより、1人の見込み客

Tさんのアカウントも、フォロワーを増やして立て直したわけじゃないんですよね。3万人はそのままで、届ける相手と発信の中身を入れ替えただけです。

だから今のフォロワー数がいくつでも、今日から変えられます。

まずは、あなたのお客さんが何に困っているのかを10個書き出すところから始めてみてください。全力で行ってください!

集客から販売までを一本の仕組みとしてどう組むのか、その全体像は無料のメルマガでお渡ししています。記事では入り切らなかった部分をまとめているので、続きはこちらからどうぞ。

では!

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この記事を書いた人

こんにちは、マケプラ運営者のMです。偏差値35・6社転々の“社会不適合者”から、少ないフォロワーでも自然に売れる仕組みへ。コンセプト設計と集客・販売の自動化を発信しています。▶ 運営者Mの詳しいプロフィールはこちら

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