FedEx(フェデックス)は、自社トラックの後方に、競合他社である「DHL」トラックのデザインを入れました。
これはどうゆうことなのでしょうか?
なぜ競合他社のデザインを自社にトラックにデザインを施したのでしょうか。
今回は、FedEx(フェデックス)が実施した「Always first truck」をご紹介していきます。
「これからマーケティングを学びたい」「海外でのマーケティングの成功事例を知りたい」方々に向けて、マーケティング事例の概要や成功したポイントなどを学ぶことができます。
目次
FedEx(フェデックス)がデザインした「Always first truck」とは?
FedEx(フェデックス)では、「Always first truck」というインパクトの強い面白いマーケティングを実施しました。
こちらのマーケティング事例について解説していきます。
FedEx(フェデックス)とは?
はじめに、FedEx(フェデックス)とは、世界最大の総合航空貨物輸送企業です。
220以上の国や地域にサービスを提供し、物流に関するさまざまなニーズに対応しています。
最近では、最新のテクノロジーを積極的に取り入れ、オンライントラッキングやデジタルテクノロジーを活用しています。
これにより、顧客は自分のパッケージをリアルタイムで追跡でき、ビジネス向けにはサプライチェーン管理の効率化を実現できます。
FedExは効率的で信頼性の高い国際物流サービスを提供しているグローバルな企業であることがわかるでしょう。
どこよりも早く荷物をお届けする
「Always first truck」では、FedExのトラック後方に、競合他社であるDHLのトラックのデザインが施されています
こちらは、FedEx(フェデックス)の屋外広告で、ドイツのハンブルクにあるマイアミ広告学校(Miami Ad School Hamburg)が制作しました。
FedExのトラックとDHLのトラックが競い合っているデザインになっており、これをみたユーザーに、FedExはDHLよりも早いという印象を与えるデザインになっています。

引用元:Ads Of The World|FedEx Always first truck
FedEx(フェデックス)の「Always first truck」が注目された理由
FedEx(フェデックス)の「Always first truck」が注目された理由は2つ考えられます。
それぞれの理由を解説していきましょう。
明確なタグラインの設定
FedEx(フェデックス)が実施したマーケティングには、「Always first(常に一番早い)」というタグラインがあります。
マーケティングにおいて、タグラインは非常に重要な役割を持ちます。
タグラインとは、サービスやブランドが持つ価値を短時間で伝えるために必要なワードです。
端的で分かりやすく表現することで消費者の印象に残りやすく、「Always first(常に一番早い)」は、まさに今回のデザインが強く反映されています。
このタグラインを設定したことで、どのようなメッセージを消費者に届けたいのか明確になったのでしょう。
競合他社を比較したクリエイティブなデザイン
今回のクリエイティブは、FedExはDHLを比較したデザインになっています。
競合他社と比較したクリエイティブなデザインは、ここだけは負けないという消費者への約束とも捉えることができるでしょう。
市場には、常に競合他社が存在します。
この競合他社との差別化し、自社の強みを訴求することで消費者に選んでもらえるポイントです。
今回の事例は、「Always first(常に一番早い)」という自社の強みや消費者への価値を理解しているマーケティングになっていることが分かります。
海外の面白いマーケティング事例「バーガーキング」
海外には、他にも面白いマーケティング事例があります。
今回は、バーガーキングが実施した「Real Meals(リアル感情セット)」をご紹介します。
バーガーキング「Real Meals(リアル感情セット)」
バーガーキングでは、マクドナルドに対抗したと思われる「Real Meals(リアル感情セット)」を販売しました。
こちらの「Real Meals(リアル感情セット)」とは、5色の『YAAAS(よっしゃー!)』『BLUE(ヘコむ)』『PISSED(ブチ切れ)』『SALTY(つらい)』『DGAF=Don’t Give A F**K(気にしない)』という特別パッケージ商品になります。
アメリカメンタルヘルス協会とのコラボレーションで実施し、SNSを通じてミレニアル・Z世代に大きな反響を呼びました。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【海外のマーケティング事例】マクドナルドに対抗?バーガーキングの面白いマーケティング戦略
海外のマーケティング事例から学ぶ
海外のマーケティング事例を知ることで、マーケティング知識や新しいアイデアを生むきっかけになります。
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